財務マネジメント

INFORMATIONお知らせ
  • 2022.0705
    経営改善は、ズバリ、社長の改善から。
  •  経営の改善を望む経営者の多さには大変驚かされます。

    しかし、そのほとんどの方が、今の厳しい状況からいち早く抜け出したいという思いが強く、

    自社経営の実態をしっかり見極めて本質を探り出そうとはされていないようです。

    どちらかと言うと短絡的に経営回復に役立ちそうなテクニック的な経営ノウハウが

    あるのではないか等を期待し、あわよくば早急にそれを手に入れたいと考えておられる方が多いようです。

    業績回復や事業存続、或いは、会社設立時の目的達成のために、

    現状の財務分析や財務体質の改善、或いは、新事業計画の策定等を実施することで、

    経営改善の方向性等の明確化、或いは、安心できる将来像等が見えてくるなど、

    多くの解決策を手に入れることができると、期待したいことは多々ありますが、

    まずそれらを簡単に手にすることは大変難しいと言わざるを得ません。

    経営改善の方法は、そんなに容易く手に入るものではありません。

    経営改善支援ツール

    それよりも今一度考えるべきは、自社の経営の根本のことではないでしょうか。

    事業は生き物であり、社会の環境変化にどう順応・対応し、

    競合他社との生き残りをかけたせめぎあいでどう勝ち残るか、

    という厳しい現状のなかで、表面的な経営資源の再考やテクニックの改善で、

    業績回復や事業の存続等に対応できる方策が本当に手に入るのかと言うことなのです。

    業績回復、会社存続を願い経営改善を真剣に考えていらっしゃるのであれば、

    第一にお考え頂きたいことは、会社組織を率いるリーダーである社長が、

    社長ご自身の存在・言動全般を今までに顧みたことがおありですかと言うことです。

    この質問自体はタブーな要素として、社内から問われることはまずありませんが、

    会社=社長と言うのが中小企業の基本的姿でありますので、

    会社の現状の本質が社長にあるということは良く言われることであります。

    もし、あなたが、自社の経営の改善を真剣に推し進めようとするならば、

    最初の取り組みは、リーダーである「社長の改善」からなのではないでしょうか。冗談ではなく本当に。

    会社の現状は、社長の姿を映し出した鏡であると言われております。

    今日の業績不振の問題は、社長自身にある可能性は大かもしれません。

    もし、この「社長の改善」を経営改善のテーマとして掲げ、積極的に推し進める勇気と決断がおありならば、

    ご自分だけで推し進めるのはとても無理なことであり、外部の専門家へ依頼をするべき内容となります。

    社長の評価分析及び今後の社長の取るべき方針・言動等の指導を依頼することが必要となります。

    ご自分をさらけ出し、評価を受けることは、容易いことではありませんが、

    一度は素直に受け入れることも経営者としての度量を大きくさせることにつながるかもしれません。

    社長の生き方、方針、方向性、指示言動は、会社そのものです。

    ここをチェック・確認することで、社長自身が知らない自分を知ることができる良い機会になるはずです。

    腹を括って専門家に頼ってみることが、社長自身を大きくするための試練だと思い、

    チャレンジされては如何でしょうか。

    社長ご自身が知らない、理解していなかった社長像が客観的に表れ、

    改善すべき項目が明確になる可能性が大です。

    パラダイムシフト時代に突入した今日、

    生き残りをかけた自社経営の厳しさは計り知れないものが有りますが、

    改革へ向かう第一歩の実践として、大変厳しく微妙なテーマとなるかもしれませんが、

    「社長の改善」に取り組む価値は大いにあると思いますが、如何でしょうか。

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